映画/映像作品 の記事

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2006/01/25 祇園の姉妹
旦那さんを送り出したあと1時間半ほどサンとお散歩してからお出かけ。銀座シネパトスで溝口健二の『祇園の姉妹』(1936年・白黒・68分)を観る。70年前の作品なのでフィルムも音声もけっこう傷んでいたが、それでも噂通りの素晴らしい作品。溝口映画特有のテンポの良さとスキの無さで、最初からぐいぐい引き込まれ最後まで夢中で観てしまった。しかし山田五十鈴って人はつくづく凄い女優だこと。この映画の主演時、まだ20歳に...
2005/08/20 映画鑑賞の日
旦那さんがとを買ってきたので鑑賞。「殺人の追憶」は北野たけし作品やハリウッド映画の影響を色濃く感じたが、ときどきとっても冴えたカットがあるなかなかの佳作。「パッチギ」は凄く良かった。他の井筒作品は「ガキ帝国」と「ビッグ・ショー!ハワイに唄えば」しか観てないけど”ガンガン飛ばしまっせ~!”といった感のあるこの2作品とは異なり、「パッチギ」は”円熟”といったものを感じさせる作品。両作品とも気に入ったのでそ...
2004/03/02 「解夏」ドラマ化について
夜、Yahoo!ニュースを見にいったら「解夏」ドラマ版についての記事がありました。やはりドラマ版でもベーチェット病という病名は出すような雰囲気ですね。私はこの作品について最初から思ってることがあるんですけど、これ、わざわざ病名出す必要のある作品ですかね?1月24日の日記にも書いたように、この作品の映画化に際しては私の友人知人が何人も協力なさっているので、とにかくそういう人たちが「協力した甲斐がなかったな...
2004/01/25 今度は普通に映画の話
昨日の夕方、久々にNさんから電話。解夏を観て来たんだそうだ。感想は…ネタバレになるので省略(笑)お仕事忙しいみたいだけど体調には注意してくり>私信そして昨夜はこれまた久々に旦那さんがビデオを借りてきたので2人でビデオ鑑賞。まずは「砂の器」。今TVで中居くん主演の「砂の器」が放映されてるのを知った旦那さんはつい映画の方を観たくなっちゃったらしい。ただしこの作品は集中して観たいというので、私はお邪魔虫...
2004/01/24 解夏
関東圏では今日また『解夏(げげ)』の紹介番組がありましたね。ベーチェット病で検索なさってこちらに辿り着く方が今日もおいでになるのかしら?来ないか別に(笑)…とか言いつつも、もしはじめましての方がいらっしゃいましたらこんにちは。不真面目なHPでホントごめんなさい(汗)ただ申し訳ないことに私はこの作品拝見してないんですよ。内容は友人に聞いたり調べたりで大体知ってはいるんですが、正直あえて観る気にはなら...

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祇園の姉妹

旦那さんを送り出したあと1時間半ほどサンとお散歩してからお出かけ。
銀座シネパトスで溝口健二の『祇園の姉妹』(1936年・白黒・68分)を観る。
70年前の作品なのでフィルムも音声もけっこう傷んでいたが、それでも噂通りの素晴らしい作品。溝口映画特有のテンポの良さとスキの無さで、最初からぐいぐい引き込まれ最後まで夢中で観てしまった。
しかし山田五十鈴って人はつくづく凄い女優だこと。この映画の主演時、まだ20歳になったばかりだったとはとても思えない。

で、そのあとは茶&メシりつつ、若者にオバサンのたわごとを沢山沢山聞かせてしまった。
寝不足でだいぶお疲れのご様子&夜からはまた別の予定もあるところに悪かったなぁ。
ごめんよ若者。でもこれに懲りずにいつかまた遊んでね。


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映画鑑賞の日

旦那さんが
●殺人の追憶 DVD(2004/8/27)

パッチギ! スタンダード・エディションを買ってきたので鑑賞。

「殺人の追憶」は北野たけし作品やハリウッド映画の影響を色濃く感じたが、ときどきとっても冴えたカットがあるなかなかの佳作。

「パッチギ」は凄く良かった。
他の井筒作品は「ガキ帝国」と「ビッグ・ショー!ハワイに唄えば」しか観てないけど”ガンガン飛ばしまっせ~!”といった感のあるこの2作品とは異なり、「パッチギ」は”円熟”といったものを感じさせる作品。

両作品とも気に入ったのでそれぞれ2回づつ観る。


「解夏」ドラマ化について

夜、Yahoo!ニュースを見にいったら「解夏」ドラマ版についての記事がありました。やはりドラマ版でもベーチェット病という病名は出すような雰囲気ですね。

私はこの作品について最初から思ってることがあるんですけど、これ、わざわざ病名出す必要のある作品ですかね?
1月24日の日記にも書いたように、この作品の映画化に際しては私の友人知人が何人も協力なさっているので、とにかくそういう人たちが「協力した甲斐がなかったな」と思うようなことにはならないで欲しいのですが…。

私は正直言って、この作品を介してベーチェット病のことをもっと知ってもらうとか
理解してもらうとかいう事は期待できないと思っています。いえ、もちろんこれがキッカケになって、この病気のことを真面目に考えてくれる人だってなかにはいらっしゃるだろうと思ってはいますが。。

でもやはり患者本人やその近くにいる人々以外にとっては、ベーチェット病というのはリアルな問題ではないのですし、元々 映像作品という「商品」を売る事が仕事の企画&制作&スポンサー側と物語を楽しむという事を求める視聴者と、原作者やキャストのファンと実際の患者とその周囲の人々とでは、この作品に期待することや一番重きを置く部分が全く違ってくる訳ですからね。

ただ、このような作品を流通させた為に生じる影響について、原作者及び映像化にあたっての企画&制作者側はもっと想像力を働かせ配慮すべきだと思っています。
どうも私には、この病気を知らない人たちへのフォローや実際の患者のリアルな生活に対する配慮が足りないように見えるんです。
雑誌、新聞、ネットニュース等での作品紹介を読んでも、ベーチェット病という病気の基本的な説明すら間違っている物がけっこう多いんですよ。それって企画&制作側がそれらについてのチェックがちゃんと出来てないってことですよね。

一方、患者側についてもひとつ気になることがあります。
私がちょっと小耳にはさんだところによると、いわゆる「表現の自由」ということや出版、映画、テレビという大きなメディアに流通する作品だからという事を理由にこの作品への意見を控えている患者側の人たちもいらっしゃるようなのです。

私は「表現の自由」って、作品を受け取る側が使う言葉ではないと思うんですよ。
同時に、作品を流通させる側もよほどの事がない限り「表現の自由」などという言葉を使ってはいけないと思っています。大体、一般向けに作られた作品に対してそんな言葉を使う必要はないハズですしね。

出版や映像業界ってのは決して特別な商売ではありません。広く一般に流通させる目的の作品を作る人々は芸術家でもありません(勘違いしてるアホ業界人もけっこういますが)
私が自分や主人のことを「職人」と言うのはそういうことです。
このような業界だって他の職種と同じくお客さまあってこそ成り立つ商売なんです。
ですからこの作品の企画&制作側の人たちも、自分たちが流通させる商品に対するクレームはちゃんと聞き入れるハズですよ。その後の対応についてはまたそれぞれの会社によるんでしょうけど、もし誠意のない対応をされたなら更に抗議すればいいのです。

別に私はクレームを先導するつもりはありませんが、実際の患者からも遠慮がちで当たり障りない意見しか目に付かないのが私にはちょっと気になっています。
他の患者さん達はホントにこの作品の内容や売り方に引っ掛かる部分はないのですか?

----
(注)今回の文章はこの作品に関わった患者さんや医師に対しての批判ではないことをここにお断りしておきます。
それと、この作品で素直に感動なさった方にはごめんなさい。
内容についてなにか問題がある場合、この日記は削除いたします。


今度は普通に映画の話

昨日の夕方、久々にNさんから電話。解夏を観て来たんだそうだ。感想は…ネタバレになるので省略(笑)
お仕事忙しいみたいだけど体調には注意してくり>私信

そして昨夜はこれまた久々に旦那さんがビデオを借りてきたので2人でビデオ鑑賞。


まずは「砂の器」。
今TVで中居くん主演の「砂の器」が放映されてるのを知った旦那さんはつい映画の方を観たくなっちゃったらしい。ただしこの作品は集中して観たいというので、私はお邪魔虫のサンの相手をしながら部屋の外より鑑賞(閉め出してほっとくと部屋にいれろとうるさいので、泣)
旦那さんはこの映画が凄い好きなので私ももう何度となく観てるんだが、やっぱ松本清張の原作の力は大きいなと思う。物語の軸に関る部分に”ある病気”が関係しているのだけど、単なる物語のエッセンスや安直なインパクトの為に病気が取り上げられている訳ではないから物語全体に厚みがある。原作者、映画監督監督ともに、物語に直接関らない部分まで取材や思索を重ねたのだろうなと想像させる深みが感じられる。
でもやっぱ今だったらここまでの表現は出来ないだろうな。30年前だからこういう作品も許されたんだろねと観終わってから旦那さんと話す。
しかし加藤剛ってオトコマエなハズなのに見るとどーしても笑っちゃう。ダウンタウンのネタのせいだな。
野村芳太郎作品はこの「砂の器」と「八つ墓村」と「鬼畜」しか観てないがどれも良かった。ちなみに「八つ墓村」に出て来る八つ墓伝説の舞台はうちのお姑さんの故郷(笑)

次は「竜馬暗殺」
しょっぱなからめちゃめちゃATG臭くてついニヤニヤしてしまう私たち。
原田芳雄、松田優作、石橋蓮司、桃井かおり、田村亮、田中春男…ドッキリカメラの野呂圭介まで出てるぞ(懐)今では考えられない豪華キャスト。
でも何だか飽きちゃってとりあえず途中で観るのをやめる。面白くない訳じゃぁないんだけど…。

最後に「アカルイミライ」
「CURE/キュア」とか「ニンゲン合格 」とか「カリスマ」とかの監督、黒沢清の作品。
いや~良かった。私としては恋愛話いっさいナシで、出て来るのが男ばっかりなのも良かった。基本的にビデオで映像って好きじゃないんだけど、こういう形で使われてるなら良いな。最初からぐいぐい引き込まれて2人とも夢中になって観ちゃった。気が付いたらもう朝の6時半。堪能いたしました。

++++
午前中はよく日があたってたので洗濯物とサン干し



解夏

関東圏では今日また『解夏(げげ)』の紹介番組がありましたね。ベーチェット病で検索なさってこちらに辿り着く方が今日もおいでになるのかしら?来ないか別に(笑)
…とか言いつつも、もしはじめましての方がいらっしゃいましたらこんにちは。不真面目なHPでホントごめんなさい(汗)

ただ申し訳ないことに私はこの作品拝見してないんですよ。内容は友人に聞いたり調べたりで大体知ってはいるんですが、正直あえて観る気にはならないのでたぶんこの先も観ることはないと思います。
ただ、この映画を制作するにあたって取材協力されている方々は、私の大事なお友達だったり多くの患者さんがお世話になっている先生方ですので、その方々の協力が無駄にならない内容になっている事を祈っています。

とりあえず、この作品に興味を持った方&御覧になった方に最初にお伝えしておきたいのは、ベーチェット病って患者それぞれでひじょうに症状が異なる病気ですので、あの作品に描かれていることが全ての患者に当てはまる訳ではないんですよってことかな。

目の症状で大変な人、消化器の症状で大変な人、神経系の症状で大変な人、あちこち痛かったり腫れたりで杖や車椅子の生活になってしまった人、とにかくだるくて動けない人…。皮膚、筋肉、血管、内臓など体中のどこに炎症が起きてもおかしくない全身病だから、同じベーチェット病でもとにかくいろーんな症状の患者さんがいるんです。
だからあの映画にあることがベーチェット病の全てだなどと思わないでください。

とにかく一番誤解してほしくないのは「ベーチェット病=失明」っていう思い込みです。
「解夏」って30年ほど前の話を元に作られた物語だそうですから、どうもそのへんの説明が足りないみたいです。
確かに30年前のベーチェット病の失明率は高いものでした。
なぜならその頃はまだベーチェット病に対してどのような治療をするべきかがよくわかっておらず、どの薬をどの程度の量処方したら良いのか(今も昔もベーチェット病用の薬はありません)、またその薬による副作用についてもまだよくわかっていなかったからです。そのせいで、せっかく投与された薬なのに、それの重篤な副作用の為にかえって体を悪くする人も少なからずおられたようです。

今でもベーチェット病の発症の原因などはわかっておらず特効薬もありませんが、少なくとも各症状に対しどのような治療や薬の処方をすべきかや、薬による重篤な副作用についての注意についてはだいぶわかってきています。
ですから、「解夏」のモデルになっている患者さんの時代に比べ、現在は失明にまで至る患者さんはかなり少なくなってきています。


あと、他の患者さんの掲示板を見てたら「泣きました、感動しました、頑張ってください」って書いておられる”持病のない方”の書き込みが何個かあって、それはそれでその方のお優しい気持ちの表れだということは充分わかってはいるのですけど、やはり正直なところを言えば「泣きました、感動しました、頑張ってください」で済むなら苦労はないんだけどなぁと思ってしまいました。
いくら難病であっても、それだけでは何の助けもありません。患者だって映画を見て泣いた人たちと同様、働いて食っていかなきゃいけないんですもの。でもそういうことが簡単にいかない社会だから困っているのです。

ですから、この作品を御覧になった”持病のない方々”には、映画に描かれていたことや映画を見て感じたその気持ちからもう一歩踏み込んで、患者それぞれの生活や心情に想像を巡らせたりしていただければと思います。
国からのサポートが期待できない社会、病気のない人との温度差や誤解、同じ患者同士でも症状の出方や立場によって生じる微妙な温度差、(病気だけがキッカケではないかもですが)残念ながら恋人と別れたり離婚に至った人や、一生懸命就職活動しても再就職先がなかなか決まらない人、一番身近な家族にさえ病気の事を理解してもらえない人等々…その他まだまだ深刻な問題が沢山あるんです。

ますます世知がらい世の中になりつつあって、みんな自分の事で精一杯にならざるを得ないから、ベーチェット病に限らずいろんな病気や理由を抱えている人たちにとっては余計に辛いことや心配事が多くなってきちゃっているんです。
特にこれから将来の事を考えねばならない若い人たちや、家計の中心になって稼がねばならない立場の人たちの不安はいかばかりかと思います。


ですから、小説や映画でせっかくこの病気の事を知ってくださったなら、その感動が続いている間だけでもいいから現実にある問題や、この病気の「本当のこと」を出来るだけ正確に知っておいて欲しいなぁとかつい思っちゃうんです。


まとまらない文章ですが、私が思っていることはこんな感じです。
もし文中に失礼な表現などがありましたらごめんなさい。

++++++
冷えるから、ジャージ買ってあげました~。
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